月齢年齢いろんなステージでおむつ替えを嫌がる時期がある。いこ家の1歳9か月の長男はイヤイヤ期が始まり、特にここ2週間はおむつ替えを超絶嫌がり、地獄の様相を呈す。
今回はイヤイヤ期特有のおむつ替えに関していろいろ調べて考察した結果をまとめてみた。
おむつ替えを超絶嫌がり出した1歳9か月長男
1歳半頃から徐々に始まったイヤイヤ期。
いろんな事を主張したり、気にくわない事があると癇癪を起こしたりと自我が芽生えてきた長男。1歳9か月になった現在、一番大変なのがおむつ替えと着替え。
着替えに関しては朝の着替えはもちろん、毎回のおむつ替えの時にズボンを脱がせるのも履かせるのも一苦労。お風呂の後も言わずもがな。
そして、それよりも段違いに大変なのがおむつ替えなのだ。
ギャン泣きで嫌がるおむつ替え
おむつ替えは着替えの更に上をいく。おしっこパンパンだったりうんちのにおいがしている時に「おむつ替えよー」と声をかけると絶対に逃げる。
おしっこなら大目に見てしばらく放っておくが、うんちに関してはそうもいかないので、強引にズボンを脱がせたりすることもある。
すると、心から嫌なんだなという表情と共にギャン泣きしながら両手でズボンを抑えて引き上げようとする。
そしておむつを脱がせる段階になると、表情は本当に屈辱を味わっている顔をしている。
それでもうんちを替えないわけにはいかない。臭いし被れるし。
ましてやねっとりタイプのうんちであれば、暴れられたら辺りが汚れてしまう。
だから暴れているような時は寝転がった状態で両足首を強めに固定して持たなければいけないので、それが更に不快で悪循環という。
おむつ替えを嫌がる理由はなんなのか
色々調べてみると考えてもみなかった理由もあった。
おむつ替えしている時の表情なんて気にしたことなかった。
おむつ替えする人の表情
これは考えてもみなかった理由。確かに言われてみれば、どんな表情でおむつ替えしてるんだろう?
めちゃくちゃ不機嫌な顔しておむつ替えしていて、それがおむつ替え=不安、不快、ネガティブなイメージとかになってしまっている可能性も否定できない。
どんな顔をしているか?を念頭に置いているだけでおむつ替えをする者としての意識が変わってくるような気がする。これは大事だ。
タイミング的に今じゃない
けっこう多い気がする。遊んでいて、テレビを見ていて、何かに集中していて今じゃないということ。
実際におむつ替えを嫌がった時に少し待つことで割と素直に替えさせてくれることもある。自我が芽生えてきているので、1歳児なりにものごとの自分なりの順序とか秩序とかがあってそれを乱されるのが嫌なのかもしれない。
羞恥心?排泄がいけないことのように感じている?
いこ長男のおむつ替えを嫌がる表情を見ていると本当に心から嫌がっていて、そしてそこには明確な理由があるような顔をしている。
これは想像でしかないけど、小さなこどもながら女性と男性の体のつくりの違いを感じ取っていて、お母さんにおむつを替えられるのが言語化できなくとも恥ずかしい、なんとなく嫌だと感じているということもありえるかもしれない。
何故そう思うかというと、おむつ替えに関してはいこよりも旦那わさお君の方が割とすんなりいくことが多いからだ。これはあくまでもいこの考え。
拘束されるのが不快・屈辱
時に暴れがすごくて手に負えない時は二人がかりでおむつ替えをすることがある。一人が両腕を固定し、もう一人が両足を持ち上げ固定する。
暴れる中、うんちでそこらじゅう汚さないようにするためには仕方ないのだが、それは確かに拘束で、不快で屈辱を感じているのかもしれないなと思う。
おしりふきが冷たいとか、おしりが寒いとかなんかしら不快な要素がある?
季節でおむつ替えを嫌がる時期が期限的にあるのであれば、何かしら気候や環境的に不快な要素があるのかもしれない。寒い時期であればシンプルにおしりが冷たい、寒いのが嫌なのかもしれないし、暑い時期であれば蒸れてかぶれていて触られるのが痛いとか。
ただただ腹の虫の居所が悪い
これは多いと思うな。イヤイヤ期は怒れる時期だから、白と言えば黒だし、右と言えば左なのだ。
だから、何かを指図されたり、誰かの都合で何かをさせられたりするのが嫌なんだろうなと。
そして上記これらの理由が複合的に絡み合っている
いこが思うに、理由はきっとひとつではなくて、このいろいろな理由の絶妙なブレンドにより高純度で爆発的なおむつ替え拒否が起こるんだと考えている。
嫌がるおむつ替えみんなどうしてる?
気をそらす
おもちゃを渡したり、スマホを渡したりして気をそらす。というのはけっこういろんなおうちで取り入れられているよう。
いこ家では最近はおもちゃを渡すだけじゃダマされなくなってきた。
スマホのYoutubeを見せたり、幼児用のスマホゲームをさせたりと文明の利器に頼ることもある。
スマホゲームに関してはいつでもできるわけではないので、食いつきがいい。
あまり癖にしたくはないけど、このイヤイヤ期の間は活躍することになりそうだ。
声かけの工夫
声かけの工夫でうまくいくということもあるようだ。
「かゆいかゆい(いたいいたい)になっちゃうよ」、「おむつ替えたら〇〇しようね~」などと声をかけることでこどもの気持ちを動かせる、みたい。
いこ家の場合はうまくいくときもあれば、何を優しく語りかけようとダメな時がある。
本日うまくいった声かけは就寝前におむつ替え&パジャマへの着替えの時に、「パジャマに着替えたら〇〇(お気に入りの絵本)読もうね~」だった。
毎日変わる正解。それを毎日毎日探るのだ。
放置(もちろんある程度、常識の範囲内)
替えてって言うまで替えません宣言。+替えて欲しい時は言ってね。という作戦。
そういう作戦をとる人がけっこういるのにびっくり。そしていこも似たようなことを試行錯誤の中で実践していた。
いこの場合は「今は替えたくないんだよね?替えたくなったら教えてね?」という声かけ。それに対して「はい!!」といういいお返事はいだたけるものの教えてくれることはほぼ皆無。
フルチンのお尻丸出しで放置しておくと、自分からズボンを履かせろという意思表示をしてくることがたまにある。が、実際にズボンを履かせる前段階であるおむつを持って近づくとそれは嫌じゃ!!というような素振りで可愛いお尻を左右に振りながら逃げていくのが通常コース。
こういう時につかうんだと思う。「一筋縄ではいかない」という言葉。
おむつ替えが楽しいものだと演出
おむつ替えがいつの間にか積もり積もった経験で『不快なもの』とインプットされているのであればおむつ替えの楽しさを演出してはどうだろうか。
以下にいろいろな演出方法をまtめた。
シール
トイレトレーニングで取り入れられているのは知っていた、シール戦法。
まだ試してみたことはないけど、シールはかなり効果を出せる気がする。
おむつ替えの歌
先日うまくいったのは『SUUMO』を歌いながら陽気におむつを替える方法。
CMのSUUMOの歌を口ずさみながら近づくと、嫌がっていたはずが歌の響きが楽しくなった様子で笑顔がこぼれる。
その瞬間を狙っておむつを替えるということを完了させたのだ。
しかし、二回目は効かなかった、この作戦。
新たな歌が必要なのか、それとも歌を歌うこと自体を見直した方がいいのか。
そういうことを日々考え、試行錯誤で要求にこたえていくのだ。
お気に入りのキャラクターのおむつ with 服
もし、キャラクターを認知しているようなら、一番テンションの上がるキャラクターがついているおむつがいいかもしれない。
とは言ってもこれを読む皆様、母としてもこだわりの決まったおむつがあろう。使い心地や漏れにくさ、そして肌ざわりとかさばりにくさなど。これはなかなか難しい方法かも。
もし、うまくいくとして、それがうまくは行くと言うことが判明するまでの期間が欲しいということを踏まえました!なう。
マッサージなどでスキンシップを取り入れる
おむつ替え=不快 という風になっているのであればこれは有効かもしれない。
おむつ替えの時に一緒に極上のマッサージやスキンシップを組み込んでおむつ替えの時には特別な愛情を受け取れるという風に意識づけすれば(それがうまく機能すれば、ということだが)、もしかしたらおむつ替えが格段に楽になる&特別な時間になるかもしれない。
いこ家では今のところ成功していない。スキンシップの方法も研究が必要かもしれない。
共感
替えたくないよね~、わかるよ~という共感が有効。らしい。
いこ家ではうまくいった試しがない。共感の気持ちが足りないのかもしれない。
自立心をくすぐる
自分で替えさせる。という方法。
試してみると自尊心をくすぐれて若干心が動く様子は見受けられるものの、途中で催眠術が解けてやっぱりやーめた、となるのでこの術を扱うのはレベルが必要かもしれない。
おむつ替えの場所を工夫
毎回決まった場所というのが落ち着く子もいれば、例えばベランダで外が見える環境だと機嫌よく替えさせてくれるようなこともあるようだ。
おむつ替えを嫌がる子は頭がいい?
おむつ替えを嫌がるこども達について調べていたら、保育士さんのブログでおむつを替えるのを嫌がる子は頭がいい子、頑固な子が多いということが書かれているのを見てびっくりした。
科学的な根拠があるかないかは別にして、おむつ替えと頭の良し悪しが関係しているなんて考えたこともなかったので。
やっぱりオムツ替え嫌がる子って頭が良い子、頑固な子が多いです。それでご両親がほとほと疲れてしまうパターンがすごく多いんですが、わたしは「すごいパワーを持っているな、すごいな」と毎回感心します✨✨✨✨
私だったら毎回大嫌いなトマト食べなさい❕って言われたら諦めて味付けどうにかするとか、駄目なら諦めて薬みたいに丸呑みするかもだけど
ボェ←
毎回「やだー❕❕❕❕❕」ってお父さん・お母さんに分かってほしくて全力で抵抗するんですよ。
それ、すごくないですか❔👏✨✨✨✨
この子どものパワーが実は大きくなったら大きな力になるんです❗
虐められても『やめて❕』って言える子になるし、間違ってるって思ったら『それは違うよ❕』って言える、
『嫌なことを嫌』と言える強い子どもになるんです✨✨✨✨
ほいくし組♪ ~年子のまいにち保育園~
ちょっとこれには目から鱗。そしてなるほどな、と。