どうもどうも、いこです。
みなさん、おうち時間いかがお過ごしでしょうか。
お外に行けずフラストレーションたまる今日この頃。
1歳児をお抱えの皆様、自発性がどんどん出てくるこの時期はお手伝いをしてもらうのに最高ですよ。
今回はお手伝いって実はとても知育として有効なんじゃないかということを熱弁させていただこうと思う。
目次
お手伝いで伸ばせる力
いこは思う。
お手伝いは最高の知育だと。
日々の暮らしの中のお手伝いを通して実に様々なことが学べると思う。
思いつくものをあげていくと分類する力、生活力、段取り力・効率的に考える力、先を読む力,、物事の成り立ちを知る機会。家事は右脳を鍛える。
分類する力
洗濯物を分けて畳んだ物をどこにしまうのか、この食べ物は冷蔵庫のどこにしまうのか、などお手伝いを通して、自分自身ができなくともお母さんの動く姿を子は思った以上に見ている。
そのうち、「これはここ、これはこっち」と言う感じで最初は漠然と、徐々に細かくいろんなものを分類する力がついていく。
生活力
お手伝い=生活力の鍛錬と言い換えても差し支えないと思う。
自分で身の回りのことが出来る力になっていく。
段取り力・効率的に考える力
家事は主に段取り力がモノを言ってくると思っているので、お手伝いをすることで自ずとこうした方が早い、こうした方がきれい、こうした方が便利というような発見の積み重ねで段取り力や効率的に考える力がついていくと思うんだな。
1歳から出来るお手伝い
洗濯関係のお手伝い
- 洗濯物を洗濯機に入れるお手伝い
- 洗濯物を干す時に手渡してもらうお手伝い
- 洗濯物を畳んだものを運んでもらうお手伝い
洗濯物を洗濯機に入れるお手伝い
洗濯物を洗濯機に放り込む作業なんて、お手伝いのうちに入るのか?と思う方もいるかもしれない。でも、1歳児にとっては立派なお手伝いのひとつ。
もし分類が必要なのであればまずはあらかじめ分類しておいて、洗濯かごに後は洗濯機にぶっこめばいい状態のものたちを入れておいてそれをただひたすらに洗濯機に入れてもらうのだ。
いこ家の場合は大人のものと1歳児のものは全部一緒に洗っているので洗濯かごに入ったものをそのままぽいぽい入れてもらう。いこ家の洗濯機は従来の縦型タイプ。1歳児は洗濯機パンのヘリに足をかけてやっと洗濯槽に手が届く背丈。見えなくともそこに洗濯物を入れる部分があることがわかっているのでお願いしている。楽しいようで「おかー!おかーー!」といこの顔を確認しながらどんどん入れてくれる。
洗濯物を干す時に手渡してもらうお手伝い
洗濯物が入ったかごを運んでもらうお手伝いや、洗濯かごの中の洗濯物をひとつずつ取り出して手渡ししてもらうお手伝いもけっこう楽しそうにやってくれる。
そして、それが慣れてくるとけっこう猫の手よりもましな”本当のお手伝い”になったりして助かる。
洗濯が終わったら、洗濯かごに洗い終わった洗濯物を入れると、自分と同じ大きさ程もある洗濯かごの取っ手を持ち一生懸命にベランダまで運んでくれるようになった。
現在1歳9か月の長男は「おーたい(重たい)、おーたい」と、言いながらベランダまで運んでくれる。
何かで見聞きしたことがあるが、小さい子は重たいものを持ちたがる時期があるらしい。自分の持てる能力を試したり、示したりすることで成長していくのだろう。
洗濯物を畳むお手伝い
いこ家ではまだお願いしていないが、その子その子の能力によって1歳の早い段階で教えれば上手に畳めるようになる子もいるんじゃなかろうか。
いこ家長男は基本クラッシャーなので、もう少し先かな。
畳んだ洗濯物を運ぶお手伝い
少し前までは畳んだ洗濯物を一枚一枚宙に舞わせるのが得意だった長男も今ではある程度畳んで重なったものを「よしきた」とばかりに意気揚々と拾い上げ運んでくれる。
誰のものかを理解しているので、お手伝いをお願いしているうちにどこに何が収納されているのかを覚えそうな感じがする。
まだ全部畳み終わっていない洗濯物を持っていかれるのは母いことしては「後2枚畳んでから持って行ってくれ…!!」と言う気持ちになるが、元気よく楽しそうに運んでくれるのでまあいいか、と諦めている。
買い物関連のお手伝い
買い物袋から買ってきたものを取り出して手渡してもらうお手伝い。
うちの長男は食いしん坊なので、スーパーやコンビニで買ってきた袋を見ると、「空いた?空いた?」とお腹を両手でさすり、腹減ったのアピールをする。
そんななので、買い物の袋を見ると何かいいものが入っていると思うのか検閲しにやってくるのだ。
卵など扱いに注意が必要な物があれば別だが、そうじゃなければ存分にチェックしていただくことにしている。
そしたら、いつの間にか袋から出しては母いこに手渡すお手伝いをいつの間にか習得していた。
料理関係のお手伝い
冷蔵庫から食材をだしてもらうお手伝いはまださせてはいないが近いうちにやってもらおうかなと思っている。
と、言うのも冷蔵庫の最下段の野菜室を開けてにんじんやらトマトやらオレンジやらを取り出してくることがあるから。
野菜の名前もだいぶ認識し、にんじん、かぼちゃ、たまねぎ、きゅうり、じゃがいもくらいはわかるかな。
「今日はカレーを作るので、にんじんを出してください。次はじゃがいもを出してください」とか声をかければひとつずつ持ってきてくれるんじゃないだろうか。
料理につかうんだということを認識していれば、そのお手伝いを通して自分も料理に参加しているという気持ちになって更に自立心が育つ。
庭・畑仕事関係のお手伝い
いこ家は残念ながら庭も畑もないマンション暮らしなので、庭仕事や畑仕事を手伝ってもらうことはできないが、自然に触れられてお手伝いをするのはもし環境があるのであれば最高なことだと思う。
マンションでもベランダでちょっとした鉢植えでお花や野菜を育てることもできるので、機会があれば取り入れてみたいと思う。(いこは過去にベランダ鉢植えに失敗しているので消極的)
畑やお花へのお水やりとか、草むしり、時期であれば畑の作物の収穫なんかも1歳から出来るだろう。
日々のお手伝いを通して植物が育っていく様とか、天候によって様子の違う畑の植物やお花などを観察することができることはこの上なく贅沢だ。
植物や自然の成り立ちを肌で感じながら学ぶことが出来ることは、この先長い人生を生きていく上でとても大切なことのような気がする。
お手伝いをしてもらうタイミング
結論から言えば午前中がベストではないかと思う。
母としても午前中はやらなきゃいけないことがたくさんあるし、そして朝はこどもも元気で比較的機嫌がいい子が多いと思うからだ。
あくまでも自発性を重んじて進めるお手伝いなので午前中に限らず、母が働く姿を見てお手伝いをしたいというそぶりを見せるのであればそれはいつだってかまわない。
お手伝いしてもらうときに注意すること
無理強いはしない
あくまでも自主性、やりたい気持ちを重んじる。大人がやっていることを真似したいからこの時期に習慣づければこの先もきっとお手伝いをしてくれる子に育ってくれるんではと淡い期待。
大体は大人の思う通りにはならないと思っておく
大体は大人がやって欲しい通りにはならない。
洗濯物は全部畳む前に運ぼうとするし、ハンガーに服をかけて干すスピードよりもはるかなスピードでどんどん洗濯物を渡してくるとか。
「本当はこうして欲しい、こうしたら効率がいいのに」と思うところはたくさんあるが、それをあまり押し付けてはいけない。やりたいようにやらせてみる。きっと数をこなすうちに「あ、こっちの方がやりやすい」という気付きに至るかもしれない。人に教えられるよりも自分で気付いたことの方が深く定着する。
そして、感性というものは大人・子供関係なく個人の価値観に基づくので、いこがいいと思っているやり方はどうしても気に入らないかもしれない、1歳児であっても独自の考え方や秩序感を持っているのでそれを尊重するのがいいと思う。
忙しい母は効率性を考えることに長けている。そうしないとまわらないから。こどもにお手伝いをしてもらっているときも、手や口や足を出したくなるけど、ぐっと我慢し、子自らこうした方が早いかも!こうした方が便利じゃない?と発見するのを待つのが理想。そうは言ってられない事情や物理的に時間に追われてる時も、あろうかと思う。けど、最悪家事が中途半端に終わろうがスッキリしないだけで死にゃあしない。
時間は一人でやる倍かそれ以上かかることを覚悟しておく
『お手伝い』という言葉から無意識に業務量が減ったり、かける時間が減ったりするように思えるが、1歳児にお願いするお手伝いは決してそうじゃない。
時間がめちゃくちゃかかることを覚悟しよう。逆に言えば、余裕がないときには気をそらしているうちにちゃちゃっと一人でやってしまうことをおすすめする。
時間に追われている時に畳んだ洗濯物を運んでくれるのはいいが途中で落としてぐっちゃぐっちゃにされたら、イライラせずにいられる母は少ないはずだ。
急がば回れの精神で、子にお手伝いをさせるのだ。そしたらきっと年々楽になるだろう、と信じるよ、いこはね。
まとめ
お手伝いとは奥が深いな、と思う。
1歳というのはめまぐるしく成長する貴重な貴重な時期だと思う。
まだまだ赤ちゃんと思っていたけど、思った以上に自分でいろいろなことを考えているように見える。
そんな中でお手伝いを通し、こども自らの秩序感だとか、順番とか方法とかを考える機会を与えることが何より尊い。
もちろん、お手伝いをさせるよりも熟練の母ひとりで何でもこなした方が早いに決まっている。けど、何かを任せたりすることで驚くほどこどもは成長する。
お手伝いは最高の知育だな、と本当に思う。