イヤイヤ期の対応方法を【北風と太陽】に学ぶ -1歳8か月(男の子)の場合

イヤイヤ期の対応方法を 【北風と太陽】に学ぶ -1歳8か月(男の子)の場合




つい最近1歳8か月を迎えた長男はると。日に日に自我が強くなっていき、いやなことが増えていく。

最初は戸惑ってどうしていいかわからなかったが、対応次第で最短距離でやって欲しい事をしてくれるということがわかってきた。

シチュエーション別のうまくいった方法を紹介していきたいと思う。※わさこ家でうまくいったが、他の家庭に当てはまるかはわからない。ヒントというかこーゆーやり方もあるのか、くらいの参考になれば嬉しい。

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北風と太陽作戦とはどんなん?

イソップ物語の北風と太陽という話は誰しも一度は読んだり、見聞きしたことがあると思う。

北風と太陽が道行く旅人の上着を脱がせる競争をする話。

北風は無理やり風を吹かせて上着を吹き飛ばそうとするが旅人はむしろいっそう上着を固く閉じてしまう。一方太陽はじわじわとあたためて旅人の上着を脱がすことに成功する。

北風と太陽に学べる教訓は誰かを動かそうと思ったら、その人をその気にさせることだ、力任せにしようとしてもうまくはいかないよということだ。

現在イヤイヤ期を迎えた我が息子、毎日毎日同じようにいかなくて、前の日うまくいった方法も次の日には通用しないことも多い。

試行錯誤の末に「お、これけっこう成功率高いな」という対応方法に共通するのがまさに北風と太陽の教訓がベースになっていることに気付いたのだ。

イヤイヤ期のシチュエーション別対応方法

まずは毎日する生活でのあれこれ。1歳8か月の長男のケースとうまくいった方法を紹介する。

ご飯の時のあれこれ(お食事エプロン・自分で食べない)

ご飯に関しては一日3回のことで、何も悩みがなく全てうまくいっている人なんて少ないのではないか。食事エプロンつけたくない、食事自体したくない、あれ食べたくない…。いろんなイヤイヤがある。

お食事エプロンつけたくない → じゃあつけなくていいよ

まずうちの長男はある時からお食事エプロンを嫌がるようになってしまった。最初は疑問なく着けていたが、自我が芽生えるにつれてエプロンの何が気にくわないのか嫌がるように。もちろんいろいろ試した。袖付きタイプ、袖なしタイプ、シリコンタイプ、布タイプ、エプロンいやなら首にハンカチはさむのはどうかと試しても全てだめだった。気まぐれなのかな、と思い日を空けて挑戦してもだめだった。

ご飯を食べる前にエプロンをつけるつけないの時点で攻防戦を繰り広げ、お互いに消耗する日々が続いた。最初は無理やりつけては機嫌をそこね、その後のご飯も楽しくなさそう。

ちょうど一歳半から遅すぎるスプーンの練習を始めたことも原因だったのかもしれない。スプーンがうまくつかえず、わさこの失望の顔色を見てとったはるとは【お食事エプロン=嫌いなスプーン練習の始まり】という風になり、それが後を引いてエプロン嫌いになってしまったのかもしれない。

そして、わさこはエプロンをつけることを諦めた。

せっかく楽しいご飯の時間が始まるはずなのにその前段階で消耗するのはお互いにとって得策ではないな、と思ったから。まあ本音はただ心が折れただけかもしれぬ。

メルカリでめちゃくちゃ安いベビー服まとめ売りを購入し、ご飯時にはそれを着せ、エプロンなしで汚してもどんとこいの覚悟でご飯に挑む。

おかげ様で納豆ご飯の後はとっても素敵な納豆飾りの服が出来上がるけど、お食事エプロンの攻防戦よりははるかに精神的に楽なことに気付いた。

これは北風と太陽で言えば、わさこは北風で上着を脱がせることを諦めたって感じになるのかな…。そう。太陽がいつでも勝ちとは限らない。

北風もいろいろそれで学ぶのだから…。

一歳半から始めた 試行錯誤のスプーン練習

一歳半から始めた試行錯誤のスプーン練習

2020.02.04

自分で食べたくない → 自分で食べたくなるものをあげるよ!

気分が乗らない日は全然自分で食べてくれない。

でもスプーン練習を初めて2か月ちょっと。スプーンやフォークはかなりうまく使えるようになってきた。ので、自分で食べられないわけではなく要は自分でやる気を出してまで食べたいものじゃない、ということのようだ。

全然ご飯を食べてくれなくて、外食や外で買ってきたご飯だとめちゃくちゃ美味しそうに食べたりする日が続いた時には途方に暮れた。

そんな時に同じくらいの子を持つ友人にポロリとそんな話をしたら、「食べずにはいられないものを作ればいいんだよ。カレーとかさ。」

それが大正解だった。カレーは普段口から出してしまう野菜も全てどんどん食べる。

その時から我が家のカレー率めちゃくちゃあがりました。

カレーとシチュー交互でもいいかなというくらい。

それにしても、2歳前にしてもう立派な一人の人間なんだな。

今日はこの舌じゃなかったのよー。ってこともあるんだろう。

生活のあれこれ(おむつ・着替え・お風呂・歯磨き)

おむつ替えを嫌がる → 気が済むまでフルチンでいていいよ!

イヤイヤ期でおむつ替えに困っている人って多分とても多いと思う。

最近はうんちをしてもおむつ替えさせてくれなかったりする。

親心としては直ちに替えてやりたいと思うけど、彼にもタイミングがあるのだろう。

恐らくシモのことに関して少しずつ羞恥心が芽生えているようで、おむつのことを聞くと奇声をあげて拒否することもある。うんちおしっこはなんとなく恥ずかしいことと思っている様子。

なので、彼が替えるのは今だと思わない限りはなかなか大人しくしてはくれない。

おしっこに関しては日中漏れる程パンパンになることはないのでおむつモリモリになるまでは今は放っておいている。

うんちの時は拒否が強いうちは無理には脱がせず、何かに集中していたりテレビを見て気がそれている時にとりかかると割と素直におむつを外させてくれる。

だが、ここからが問題。

おむつを外して、おしり丸出しになってからどうしてもおむつを履きたくない時がある。

ここ最近は実験的に履きたくなるまでフルチンでいさせることをしてみている。

きっとどんなことにも私たち大人と同じように彼らなりのタイミングがあるのだ。

だとしたら、履きたいというタイミングもあるのかもしれないと思い。

わさこが言っていることもかなり理解し始め、言葉も出てきたので「おむつ履きたくなったら教えてね!おっけー?」と聞くと「おきー♪」という返事が返ってくる。

本当にわかってんのかなーー、そして履きたくなるタイミングなんて本当にあるのかなーーーと思いつつそのまま放置してみた。

しばらくフルチンのままアンパンマンの車に乗ったり、うろうろしていたが、あるタイミングで「あく(履く)!」とわさこの元へ。

そして、おむつを促されるまま素直に履いたのだ!

ちょっと感動というか衝撃というか、本当に一人の人間なんだなあと感じ入る出来事だった。

着替えを嫌がる → 自分で着てみようか!

着替えを嫌がる時には、今日はどっちの服を着る?と聞いてみたり、この車(恐竜でもなんでもいいけど)の服着ようか!という言い方をすると案外すんなりと着替えてくれたりする。

そして最近はズボンであれば足を通してあげて上まであげるところを自分でやってもらい「自分で履けたねーー!!すごい!!!」と大げさなまでに褒めるとご満悦もご満悦。そんな感じで自尊心をくすぐりながら着替えを促している。

もちろんいつもうまくいくわけではない。あの手この手でズボンを両腕に通しておどけて追いかけたりしながら、遊びの延長線上でうまく着替えをしてくれることもある。やらされているという風にとらえられない限りはどんな方法でもいいのかもしれない。

お風呂に入りたがらない → 入りたくなったらおいでー!

お風呂は最近かなり成功率が高い。お風呂入ろー!と誘うと大体一度は断られる。

忙しい夕方はやることも立て込んでくるのでもうかまってられない、ということもあり、無理に誘わずに「お母さん先にお風呂入ってるから入りたくなったら来てね」と声をかけておくと90%の確率で自分でお風呂場まで来る。

お風呂場まで来てくれたら後はこっちのもんで割と素直に服も脱がせてくれる。

服を脱いだら後は楽勝。

歯磨き → はっみがきわっくわくきゅっきゅっきゅー♪

歯磨きはまず一度は歯ブラシを持たせる。

機嫌がいい時は自分でわしゃわしゃ歯磨きするが、ご機嫌ななめの時は歯ブラシを渡した瞬間にぽいする。

どちらの時もその後わさこが仕上げ磨きをするが、大体は嫌がる。

ので、はなかっぱのエンディングテーマのはみがきの歌を適当に歌いながら磨く。

口を開けてくれない時はわさこも大きく口を開けて「あーーーー」と言うと釣られるのか開けずにはおれなくなるのか「あーー」と口を開いてくれる。

ちゃちゃっと磨いた後に枕にしていたわさこの両ふとももにぎゅーと顔を挟まれるのがお気に入りで歯磨き中嫌がっていても大抵は最後の儀式で機嫌が直る。

イヤイヤ期の全てに言える事

こどもを持つまでは1歳2歳なんてまだまだ赤ちゃん、と思っていた。

しかし、イヤイヤ期を迎えた1歳8か月の長男を見ていて思う。

いろんな事わかってるし、いろんな事感じてるし、めーーーちゃくちゃ一人の立派な人間だなあということ。

イヤイヤ期というのは裏を返せば自我が芽生えて自分の意志というものがあることに気付き、自分の思うようにやりたい、という自立の第一歩なんだろう。

最初はイヤイヤ期の始まりに心の準備が追いつかずしんどいなぁと思うこともたくさんあったけど、一人の人間だなあと思うようになってからは、人間観察している気分で毎日関われるようになった。

そして何よりもこちらの対応次第で素直に行動してくれたり、絶対にやってくれなかったりということに親のわさこ自身が一段一段大人の階段をのぼらせてもらっている気持ち。

北風と太陽だなあとつくづく思う。

お互いに成長していきたいなと思う。

そして…ここまでのイヤイヤ期は単なる序章に過ぎなかった…なんてことにならないように祈る。