1歳8か月の “デザインあ” の余すことない楽しみ方 -知育が過ぎる-

1歳8か月の "デザインあ" の余すことない楽しみ方




いこ家の現在1歳8か月の長男はると。ここ2か月程デザインあにハマりまくり、毎日毎日DVD、テレビの録画、YouTubeでデザインあを見せてくれとせがんでくる。

アンパンマンよりも好きで、何が彼をそんなに惹きつけるのか。

今回はデザインあ の1歳8か月の独自の楽しみ方やデザインあ がどう生活の中に息づいたのかを紹介したいと思う。

デザインあ DVDの楽しみ方

DVDはデザインあデザインあ2どちらも何十回と見たので元はとったと思う。

その他毎週土曜の朝7時から放送されるデザインあも録画して何回も見る。毎週録画に切り替えたのが遅くあまり録画はたまっていない。DVDで見たことがあるやつもあれば、全く知らないものもあり、大人のいこも楽しめる。

デザインあを視聴する時は一緒に、「まるだねー」とか映像に映るものをなるべく言葉にして伝える。

家事の合間に一人で見せている時も惰性で見ているのかと思いきや、何回も何回も繰り返し見る事でしっかりいろんなことをお勉強しているようで、語彙もかなり増えてきた。

そざい体操は抱っこしながら親子で体操

そざい体操は画面の半分にはアルミホイルや、長靴などの”そざい”、もう半分の画面にはおねえさんが映し出され、独自の音楽とリズムに乗りながらラジオ体操のような動きをするコーナー。

その”そざい”の持つ質感などを体操の動きを通して楽しむのだ。

1歳8か月の長男は今のところただただ、音楽とリズムに乗りながらおねえさんの動きを真似するのが楽しいようだ。

時々はこのコーナーが始まると抱っこして体操をしろと指図してくる。

抱っこしながらおんなじ動きをすると喜ぶ。

解散!は同じものが家にあれば渡してあげる

解散!は身近にあるいろいろなものが極限までばらばらに”解散”していく。

大人のいこが見てもとても楽しめて大好きなコーナーだ。

コマ撮りの映像の仕事の細かさ、丁寧さ、集中力には脱帽。

気が遠くなるような作業を経た映像は、まるでそのものが生きて意志を持っているかのようにコミカルに映し出されている。

解散するもののうちの一つに電卓がある。使っていない電卓をおもちゃとして渡したところテレビ画面に電卓をくっつけて見比べていた。

テレビに映るものが現実に触れられるものとしてあると、それに関しての認識がぐっと深まるような感じがする。

メロンが解散する時は、家にあるマジックテープで半分になるタイプのメロンのおもちゃを渡したり、別の絵本に描かれているメロンを見せて「おんなじだねー」と声かけをすると見比べて彼の中の”メロンとは”という情報を更新している。

まだ本物のメロンは触らせたことがないけど。

コーネリアスの秀逸な音楽にのってリズムを刻む

音楽は全編コーネリアスが担当しているようで、他のこども番組では聞けないクオリティとセンスの音楽が各コーナーで流れる。

こどもは素直だから好きな音に出会うと勝手に体を揺らしてリズムを取り始める。

番組冒頭で流れるデザインあのテーマも大好きだし、まるとしかくというコーナーで流れる曲も大好き。

まるとしかくの曲だけ何故かお気に入りのぬいぐるみ2つを抱えて屈伸するような動きでリズムに乗る。

わかりやすい落語を楽しみながら学ぶ

たぬき師匠というコーナーで流れる落語。トイレットペーパーの視点で語られるおはなし。

その中でトイレットペーパーがちぎられる表現として「いたいいたいいたい!」と大きな声でいうシーンがあるが、何度も何度も見てタイミングを覚えたようで、一緒に「いたいいたいいたいいたい!!」と叫んでいる。

一番お気に入りなのが、トイレットペーパーが使われる音を表現した「かーらからからからー」という擬音。噺家さんが体をチューチュートレインのように動かしながら「かーらからからからー」というのが面白いらしく「かぁかぁかぁー」と言いながら楽しんでいる。

【つくる】の渋い画を見ながら日本の匠の技の尊さを学ぶ

日本の職人さんや工場で作られる様々なものの出来上がっていく工程を見せてくれるコーナー。

職人技としては櫛、洗い桶、ほうきなど。工場はかまぼこ、えんぴつ、チョーク、そうめんなど。

映し出される画が渋く玄人好みだが、小さなこどもにも響くものがあるらしくけっこう好きなよう。。

長男はるとは職人さんの手の動きを真似しておままごとのように遊ぶ。

職人技の工程を映す前に、桶であればその元となる木を運んでいるところから始まったりするので今はまだわからなくとも、そのものの成り立ちをより広い視点で深く理解することが出来る構成になっている。

大人でもとても楽しめる。

【間に合わせる】で照英がしているグッドサインを真似する

生活の中で小さな困りごとを何かで代用して解消することを提示するコーナー。

椅子がガタついた時の対処だったり、ソファーに寝転ぶときに枕の代わりになるもの、本に挟むしおりの代用などをいろいろなもので代用して試す。

うまく行ったときに照英さんが親指を立ててするグッドサインが好きなようで、自分の手と照英さんの手を見比べながら親指を立てる練習をしている。

デザインあ を生活へ取り入れて楽しむ

お絵描きでひたすら「あ」を書(描?)かされる。

最近好きなお絵描き。自分でも描いたりするが、いこに「あ」を描けと指図してくる。お絵描き帳いっぱいに無数の「あ」を描かされる。

デザインあで見たものを生活の中に探す

まるとしかく、あな、やじるしなどいろいろなコーナーで知ったものを生活の中に探す。これはなかなか知育の観点からいってもけっこういいなと感じる。

まるとしかくで丸と四角というカタチの概念がわかったようなので、いこが「まーるーとしかくー♪」と歌いながら家の中にある丸いものや四角いものを指さしながら「他にはどこにまる(しかく)あるかなー?」と声をかけたりすると「まんまん(まんまるの意)」とか「くーか(しかくの意)」と言いながら見つけたりする。

この記事を書いているまさに今も膝の上に乗って、キーボードのOや数字の0を指さしながら「まんまん」と言っている。

デザインあ 解散の本はまた別の楽しみ方が出来る

解散が特に好きなようだったので、じっくり楽しめるように解散の本も購入してみた。

それでも映像には負けるかなと思っていたがところがどっこい。別の楽しみ方が出来る事を発見した。

各ものが解散していく写真の中のどこかに”あ”が隠れているのだ。

最初はキャベツのページに大きな”あ”としめじのページのしめじの影が”あ”になっているのを何となく見ていたが、「あれ?これもしかして全部に”あ”が隠されているんじゃない?」と気付いてからはいこの方が本を取り上げて真剣に探してしまった。

はるとはいこが見つけられたものに関しては全てどこに”あ”が隠れているか覚えてしまってページを開いた瞬間に「あ」と言いながら指をさして見つけてしまう。

いまだに傘とグレープフルーツと靴とせんべいの”あ”が見つけられていない。誰か見つけた人がいたら是非教えて欲しい。

デザインあの楽しみ方は無限

いこ家ではそんな感じで今では生活に欠かせなくなってしまったデザインあ。

赤ん坊から大人までいろんな角度から楽しめるようにデザインされているので、楽しみ方は本当に無限大だと思う。

1歳の楽しみ方や感じ方と、この先成長して6歳くらいになった時にはきっとまた違う楽しみ方を見つけているんだろうな、と思う。

知育の観点からもデザインあにはとても助けられている。

これからも土曜の朝7時のデザインあを楽しみにしようと思う。

デザインあ3ももうすぐ発売される。予約したので楽しみに待つ。