リビングからテレビを撤去してよかったこと悪かったこと紹介

テレビ完全撤去は勇気がいるよね。
まずはリビングからテレビを撤去してみたよ。テレビなくても案外いけるよ。

育児中の親において、テレビをどのくらい見せるかというのは課題なのではないでしょうか？

テレビを見せすぎるのはよくないと言われる昨今。テレビとの程よい距離感を模索していた時に、ふと一旦テレビをいつも使わない部屋に移動してみたら生活がどう変わるんだろう？と疑問に思って、テレビなし生活にチャレンジしてみました。

テレビをリビングから撤去してから2年。感じたメリットデメリットを紹介したいと思います。

・子達の遊び方
・ゆるゆると
・能動的な遊び方、感性の育て

リビングからテレビを撤去するきっかけ

リビングからテレビを撤去したきっかけはというと、1歳、2歳の年子がテレビ台をずらしてはテレビの後ろに入り込み配線をいたずらしたりするようになり、ある日ついにテレビを倒してしまったのだ。

さいわい子達にケガもなく、テレビ自体も一部損傷したものの機能自体が壊れることはなかったが、安全面を考えると一旦テレビの周りに簡単に寄れないようにする方がいいなという考えに至った。

私自身もともとそこまでテレビを見る方ではなく、朝や晩に少しニュースと時々バラエティーを見るくらいだった。

撤去したタイミングはコロナがはじまって半年くらいの頃で毎日毎日不安を煽るような報道ばかりに嫌気をさした時期でもあった。

なので旦那わさお君の部屋に移動することにしたのだ。その提案をしたときに最初は難色を示したが、「いったんやってみよう！何か問題があったら戻せばいいしさ！」と説得しテレビをリビングから撤去することができた。

リビングからテレビを撤去して一番嬉しかったのはシンプルに部屋の中がスッキリしたこと。

テレビを倒されてテレビが壊れたり子達がけがをするリスクがなくなったこと

家で過ごすうちリビングで過ごす時間が圧倒的に多い子達、テレビがリビングからなくなったことで、何か遊びを始めた時には集中して取り組めるようになった。

旦那わさお君はテレビっ子だったのでリビングにテレビがある時は、なんとなくでいつもテレビがついている感じで私はそれが煩わしかった。

不要な情報にエネルギーを引っ張られる機会が親子共々なくなったのは本当に良かったと思う。

リビングから撤去して、最初わさお君は自分の部屋で地上波を見ることもあったがテレビを見るという習慣が徐々に薄れて今は大好きな格闘技やM1グランプリなど本当に見たいものだけ見るようになった。その代わりなのかスマホばかり見るようになったのは問題かなとは思うけど、子達に関してはとりあえずよかった。

いこのうちの隣に5歳の男の子が住んでいる。よく激しい癇癪をおこしている声が聞こえていたがある日、それがぱたりと止んだので不思議に思っていた。

その男の子の母に会った時に「うちテレビ壊れたんだよね～」という何気ない会話をしていて私は気付

「あれ？最近癇癪おこす声聞こえなくなったけどテレビ壊れたタイミングと被ってない？」

そう聞いてみたところ「そうなんだよね。すごい落ち着いた～。不思議～。」との返答。

おもちゃのCMが流れる度にこれ買ってーーー！と癇癪をおこし、手に余ってテレビを消すと更に激しい癇癪をおこすループだったという。

リビングからテレビを撤去して2年半たった現在、子達はまったくテレビを見ていないのかというとそうではない。

地上波は全くみてないが、Amazonプライムで子供用のアニメを見ている。

おさるのジョージやネズミ君にクッキーをあげたらなど3歳と4歳で共通して楽しいものを選んでいる。

子達はbabybus(ベイビーバス)などを見たがるけど、個人的にはあまりよい感じを受けないので見せないようにしている。

厳密に見る時間を決めているわけではないけど25分くらいのお話が多いので多くてもそれを2本くらいにとどめるように気を付けている。

毎回事前に今日はジョージをのお話1回だよ！と伝えておいて、途中でも何度か「このお話終わったらおしまいだからね」と念押しをすることで「もっと見たい！！」と駄々をこねることは少ないように思う。

リビングからテレビを撤去したとて、うちの場合はテレビなし育児とは程遠い現状。

それでもメリハリをつけて過ごすという観点からはリビングからテレビを撤去して正解だったと思う。

これから子達が大きくなっていろいろ状況も変わっていくだろうけど、その都度テレビとの距離感を見直していこうと思う。