どうも。いこです。
ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったのが初海外でした。
右も左もわからず、本当にいろいろと苦労しました。
しかし、今となっては良い思い出!
今回はオーストラリアのワーキングホリデーで受けたカルチャーショックについてのお話です。
バス停に時刻表がない!バス停の名前もない!!
最初の2か月はホストファミリーを利用して英会話学校に通うことにする。
いこが滞在することになったホストファミリーの家は、街から30分以上離れた郊外の為バスでの通学をすることになったいこ。
初めての通学の日、朝ホスト先のお母さんがバス停まで道を教えがてら送ってくれて、「帰りはここのバス停(向かい側)で降りるように。ちゃんと場所を覚えておくのよ。」と教えてくれる。
しかし、バス停にはそこがバス停だという目印の看板のみで、「○○前」というような名前がない。時刻表もない。
一体どうやって降りる場所を把握するんだ??
これから乗るバスから一番最初に見える反対車線(帰りに降りる側の道路)のバス停を把握して、帰りはそのバス停が見えたら、「次に降ります!」という意志表示をしなきゃいけないということ。
ハードル高くないか???
しかも郊外でずっと同じような道が続いている。これは間違ったら迷子必至だな…。
とりあえずドキドキしながらも、「まあ、大丈夫。なんとかなるはず。」と気持ちを切り替えてバスに乗り学校に行った。
学校では楽しい生活が始まることを予感しながら一日目を終える。
さぁ、いざ帰りのバスだ。
何番のどこ行きのバスに乗るかは、しっかりメモした。
後は降りる場所だけ間違えないようにしないと。
当時はまだスマホが普及しておらず、オーストラリアでプリペイドの携帯を契約するのが主流だったがいろいろ手続きがあり、すぐにゲットできなかった為連絡手段もない。
間違いは許されない。
そして案の定間違えて迷子
正しいバスに乗った。まずは第一段階クリア。
気を張り、ずっと窓の外を見ながら降りるバス停の手前のバス停を今か今かと待つ。
ただ、いこは方向音痴だ。
そんな人が一度通った道をすぐに覚えられるだろうか。
ましてや海外。ましてや似たような道が続く住宅街。ましてや方向音痴。ましてや反対方向から。
!!!!!
見覚えのあるバス停が見えた!!きっとこの次のバス停が降りるところだ!!!
いこは「次降ります」ということを知らせるブザーを光らせる為の紐を引き、無事降りたのだった。
しかし、いこが降りたのは降りるはずのバス停の手前の手前だったのだ。
見覚えがあるが、違うバス停で降りている為、ホストファミリーの家は見つからない。
ここか、ここかと探し歩いているうちに全く見たことのない住宅街にもぐりこんでしまった。
どんどん暗くなってくる…。街頭も少ない為、ほとんど真っ暗。そして人影も見当たらない…。
2時間程徘徊し途方に暮れていた時に、一台の車がある家の前に止まった。
この人たちに助けを求めないと多分もう家にたどり着けない。
そう思ったいこは、ほぼ英語が喋れない状態で必死に身振り手振りで状況を伝え何とか家に帰ることができたのだった。
これがオーストラリアに到着した次の日のカルチャーショック。
一生忘れないぜ。
そしてバスの運転手の適当さはヤバい
またまたバスのエピソード。
ようやくバス通学に慣れたいこは、いつものようにバスに乗る。
毎朝決まった時間のバスなので、運転手もいつも一緒。
しかし、その日は初めて見る顔の運転手。その横にはいつも乗る小学生くらいの女の子。
何やら話をしながら、運転している様子。
よく見ると、小学生の女の子が運転手に道を教えている!!!
えええええ??そんなことあるか?
日本では絶対にありえない。オーストラリアの懐の深さ(?)を見た瞬間だった。
お皿の洗い方、泡、泡、あわわわわ。
ホストファミリーの家での出来事。
当時は常に水不足で、どこの家庭でもシャワーは5分以内!!とかルールが定められていた。
そういう背景もあるのか、お皿の洗い方を初めて見たときは仰天した。
食器洗剤入りのあわあわの水の中に食器を沈め、その中でスポンジを使い食器を洗う。
そのあわあわ水から食器を引き上げ、食器かごの中へ……。
え?えええ??すすぎは???
その後は拭き上げて終わり、という日本人にはなかなか馴染まない皿洗い方法。
裸足で歩いてる!!
いこが住んでいたのはゴールドコーストのサーファーズパラダイス。
ブリスベンに近いリゾート地で、名前の通りサーファーがたくさんいる海の町。
当時は平気で裸足で歩いている人がたくさんいた。
けっこう普通に都市なのに!裸足!
お酒を外で飲んじゃいけない!危うく逮捕!!
日本では馴染みのないのが、外でアルコールを飲んではいけないというルール。
ある時、インディアンパシフィックという超長い電車に乗って旅をしていたときのこと。
38時間くらい電車に乗り続けるという電車で、一度だけ途中で休憩の停車があった。
外の空気を吸いがてら街で買ったビールを飲もうとぷしゅった瞬間警察に止められて缶の中身を地面に空けるように指示された。
その時は注意で終わったけど運が悪ければ逮捕される事態。
危なかったー。
まとめ
- バス停に時刻表がない!バス停の名前もない!!
- そしてバスの運転手の適当さはヤバい
- お皿の洗い方、泡、泡、あわわわわ。
- 裸足で歩いてる!!
- お酒を外で飲んじゃいけない!危うく逮捕!!
いこがオーストラリアにワーホリに行ったのは2009年。ちょうど10年程前の為、現在はいろいろと変わっているかもしれない。
以上がオーストラリアのワーホリで受けたカルチャーショックでした。
オージーのその感じ、嫌いじゃない。むしろ好き。