ええ、ええ、始まっておりますよ。イヤイヤ期。
最近イヤイヤ期の第2フェーズに突入したようで、更にイヤイヤスイッチが入る頻度が上がってきたように思う。
特にお風呂はなかなかの大変さ。他のご家庭はイヤイヤ期のお風呂マジでどうしてるんだろう。
と、そんな気持ちで他のご家庭の対応ををtwitterやお友達の話やらを参考にまとめてみた。
イヤイヤ期のお風呂に困り果てている全国の頑張る母たちに是非ご覧いただきたい。
目次
イヤイヤ期のお風呂で大変なこと
イヤイヤ期のお風呂で大変なことはお風呂に入りたがらない(服を脱ぎたがらない)・一度入ったら出たがらない・頭を洗われるのが嫌・湯船に入りたくない・お風呂から上がったあと服を着たくない、辺りではないだろうか。
いこ家長男はそれに加えて、シャワーを独占したがり渡してくれない。無理に取ろうと思うと発狂することがある。
時には仕方なく無理矢理力づくで入れなければいけないような状況もあるだろう。でもそれが毎日続くと、母たちも子たちもお互いにお風呂そのものが嫌になってしまう。
だから、なるべくお互いにとって負担が少なくお風呂を楽しめる方法があるのであれば積極に取り入れていきたいところ。
友人知人家庭に聞いたり、SNSで調べてみると各ご家庭、それぞれに涙ぐましい努力や工夫をされているようで参考になったのでこの記事で紹介したいと思う。
イヤイヤ期のお風呂をスムーズにするアイデア
主体性を引き出す対応
とにかく選択肢を与えまくる
お風呂とご飯どっち先にする?
パパママどっちとお風呂入る?
どの入浴剤にしようか?
お風呂上がったらどのバスタオルで体を拭こうか?
お風呂上りはどのパジャマにする?
など、「お風呂入る?」と聞けば当然「NO」と返ってきそうなところにお風呂入ること前提での選択肢を与えると自然とお風呂に入る流れに持っていけるというテクニック。イヤイヤやぐずりが中程度の時にはかなり有効。
気持ちに寄り添い共感する
お風呂に入ることだけでなく、きっとイヤイヤ期の全般に言えること。
嫌がっている時に共感してあげること。
夕方なんて母たちは一日の中で一番やることが多い時間帯と言っても過言ではない。あれやこれやの山積みタスクをどんどん片付けていきたい時に、ぐずられるとイライラしてしまうこともあるだろう。
いこもたまに優しくいられないことがある。そんな時は思わず「もう!!いいからお風呂入るよ!!!(怒)」と声を荒げてしまう。
「お風呂楽しいよ!気持ちいいよ!」とポジティブな声掛けも悪くないけど「お風呂今は入りたくないんだよね。そうだよね。」と共感してあげること。
その上でどうしてお風呂に入らなければいけないのか、お風呂に入るとどんないいことがあるのかを言葉を尽くす。
言われてすぐに「ほーー!そうかそうか。ならば入ろうではないか」と、都合よくうまくいくことはないだろう。だけど、毎回伝えることで子の心には蓄積されていくはず。そしてイヤイヤ期の暗く長いトンネルに光が見える…!!はず。というか見えてくれ!(切実)
自らの選択によりお風呂に入るという方向に導く
いこ家長男の場合、最初に「お風呂入ろー!」と声をかけ、そして「いーやーおー」と大体断られる。
そこで駆け引きがはじまる。
そこでいこは「それじゃあお母さん先にお風呂に入ってるから入りたくなったらおいでね」と声をかけ、「わかった?」と確認すると大体「はい!」といいお返事がもらえる。ここで強制しないというところが一番のポイント。
自分の意志を尊重してもらえているという風に感じてくれている様子が見受けられる。
言葉の通りいこ一人で風呂に入り始める。するとリビングに一人残された(正確には5か月長女もいるけど)長男は95%の確率で脱衣所まですぐにやってくる。
そして何度かお風呂の扉を開けては逃げ、閉めるとまた戻ってくるということを繰り返し、最後には入るの?の問いかけに「はい」と返事をするのだ。
自分で入るという返事をした手前、ここからはかなりの確率で素直に服を脱がさせてくれる。そしたら後はこっちのもんだ。
魚釣りに似ているかもしれない。機が熟すまで黙って待つのだ。しっかりとエサに食いつく前に竿を引き揚げると魚は逃げていく。そして警戒を強め、そこから先が長くなる。
もちろん時に釣果ゼロの日(お風呂誘導失敗の日)もある。どゆこっちゃねん。
因みにシャワーを渡してくれない時にはそのまま長男にシャワーを持たせ、「ここ!」、「もっと!!」とといこの頭や体の泡を流してもらうお手伝いをしてもらうことにしている。
特別感・楽しい雰囲気を演出する
こどもが喜びそうな入浴剤をつかってみる
いこはまだ試したことがなく、調べてみて「なるほど!こういう方法もあるよな!」と目から鱗だったのが入浴剤戦法。
入浴剤の種類があれば香りや色などで「どの入浴剤がいい?」と選ばせることもできる。それさえ一つのイベントになる。
後で紹介するキャラクターの入浴剤もかなりよさそう。
特別に好きな飲み物をお風呂に持ち込む提案をする
いこ家の場合はお気に入りの飲みものを出す=かなりイヤイヤ程度が高い時に発動するコマンドなのだが、イヤイヤの度合いが高い(グズりMAX)ゆえにこれを受け入れてるんるん♪とお風呂に入ってくれた成功例がない。
ただ、もう少し発動するタイミングのハードルを低くすれば有効だと思う。
でもジュースなんかも出来ればまだクセにしたくない1歳児なのでこれはけっこう奥の手として取っておいている。
でも個人差がありうまくいくパターンも大いにありえるので試してみて損はないと思う。
お気に入りのキャラクタータオルや肌着などで気を引く
お風呂から出たがらない時に肌着にアンパンマンの絵を描いて見せたらすぐ出てきたというツイートをみかけた。肌着に直接お絵描きするためハードルは高いけど、そういう方法もあるというのを知っておくのは大事だな。そして、常識にとらわれない家庭って素敵だなと思う。
キャラクタータオルを調べてみたらかなり可愛いポンチョバスタオルがあったので、きっとお気に入りのキャラクターのものがあれば有効な手段だと思う。
でも毎回そのタオルだと感動が薄れそうなので、ここぞという時限定がいいかもしれない。
いこ家長男はアンパンマンフリークなのでこのポンチョとかアツいな。
お風呂のタイミングを試行錯誤してみる
子によってそれぞれだとは思うが、いこ家長男の場合遅い昼寝をしてしまった時にお風呂を嫌がる傾向にあるような気がしたので、変な時間に寝そうだなと察知した日はお風呂をかなり前倒しにして入れてしまうこともある。(14時とか15時とか)
けっこうそれがうまくいくので、その子にとってベストなお風呂のタイミングを知っておくのは重要な気がする。
最後の手段やプランBをつかう
これは頑張る母たちがイヤイヤ期の子の対応に挫けてしまわない為に、頭に入れておくべき逃げ道。
一日くらい風呂に入れずとも死ぬわけではないということを改めて認識すること。そして母失格なわけでもないことを知っておくだけできっとだいぶ楽になる。
場合によっては朝風呂だ
諦めて機嫌よく入ってくれる時間に入れる。それが例え朝だとしても。
シャワーだけにする
寒い季節だったり、冷えてしまった日以外はシャワーだけでもいい、ということにしておく。
拭くだけでいいとする日もあっていいじゃないか(ぺこぱ風?)
時には諦めて体を拭いて終わらせることがあってもいいだろう。
プール感覚で入ろうぜ
湯船に入りたがらない場合、極ぬるにしてプール遊びのような感覚で誘ってみるのもいい。湯冷めなど風邪ひきそうな季節であれば、湯船に入ったら追い炊きで徐々にお湯の温度を上げるというのも。
湯船から出たがらない場合も追い炊きして少し湯の温度をあげて自然に出たいような気持ちにさせる(水分補給はこまめに!脱水注意)
イヤイヤ期のお風呂におすすめアイテム
お風呂のイヤイヤが始まったここ一週間、未使用のお砂場遊びセットが家にあったのを取り急ぎお風呂用おもちゃとして導入したところ少しお風呂に誘導するのが楽になった。
イヤイヤ期のお風呂を打破するにはおもちゃだという概念しかなかったが、調べるとなかなかおもちゃ以外にもよさげなものがたくさんあることを知ったので紹介したい。
キャラクターが出てくるバスボール
こんなのあったんだ!といこも驚いた。
いろんなキャラクターのバスボールがあるようで多種多様な好みに対応できるようだ。
バスボールと言えば、効能や香りなど入浴剤本来の楽しみ+溶けていく様子の楽しさに加えて中からおもちゃが出てくるという素敵な三重奏。イヤイヤ期の子にあってもイヤとはいえない素敵アイテム。
お風呂で使える知育ポスター
こどもの今興味のあるものに関してのお風呂ポスターをこだわって用意すると効果が倍増。
あいうえお表も今もおしゃれなデザインのものが増えているし、こどもが電車が好きなら電車のお風呂ポスターを貼ったっていいし、電車のお風呂ポスターがなければラミネートして貼ればいいさ。
お風呂用クレヨン
お風呂でお絵描きできるなんてこれはかなり楽しめそう。
お風呂用絵本
水で濡れると色が変わったりするお風呂ならではの絵本は、こどもたちも夢中になって読んでくれそう。
絵本を集中して読んでいるあいだに頭や体を洗ってしまう、という風に使う方法もある。
防水スピーカー・タブレット
これはイヤイヤ期のお風呂だけでなく、大人のリラックス風呂タイムや例えば子が育ち受験生になった時なんかにも風呂に入りながら勉強するということが出来る優れものだなと思う。
今のところ子が小さすぎてなかなかゆっくりお風呂に入れることは少ないが、長い目で見ていろんなことに使えると思うと買ってもいいかなと思う。
個人的には長風呂の旦那わさお君が一番喜びそうなアイテムだな、と。
さいごに
イヤイヤ期のお風呂、頑張る母や父の参考になれば嬉しい。
夜は明ける前が一番暗い。らしい。
共に頑張ろう。