視界に虫が飛んで見える飛蚊症。またの名をムスカイボリタンテス。




2017年7月24日放送の月曜から夜更かしを見ていて、ひとつ気になっていたことが解消した。

テーマは「身近なアレの正式名称を調べてみた」というもの。

以前にもマツコ&有吉の怒り新党で、ドッキリが見てられない心理現象を「共感性羞恥」という事を知った。

マツコさんの番組はとても勉強になります。

 

ムスカイボリタンテス

最近気になっていたこと。数か月前から左目の視界に虫のような残像が見えていて、眼球に傷でも入ってしまったのかなと心配していた。

その残像が大きくなるようなら病院へ行こうと思ってい矢先に番組で、その現象の答えを知ったのだ。

その名もムスカイ・ボリタンテス!しょこたん辺りが好きそうな響きだ。

調べてみるとラテン語でmuscae volitantes、日本語にすると「飛蚊症(ひぶんしょう)」となるらしい。

 

いこの場合は、その虫のような残像は一点だけで、それを追おうとすると視界の外に逃げていく。

つまり眼球の動きと一緒に動いていくので、眼球のどこかに傷が入っていると思ったのだ。

しかし原因はどうやら傷ではないようだ。

番組によると、眼球内の赤血球やたんぱく質の塊らしい。影となって網膜に映り虫のように見えるという。

誰にでも起こりうる現象ではあるということだが、見えている虫のようなものが大きくなったり、生活に支障をきたす程のものであれば放置をせずに病院へ行くことが望ましいとのこと。

パソコンやスマホで目を酷使することで起こりやすくなるらしい。

目にストレスを与えると活性酸素が発生して、硝子体のタンパク質を酸化させ、それが塊になると視界に入ってくるとのこと。

健康であれば「酵素」が活性酸素を分解してくれるらしいが、現代の生活はそれを分解しても分解しても追いつかないくらいの目の酷使=活性酸素を発生させているってことなんだろう。

確かに、最近眼精疲労はんぱないです。

調べてみるとルテインという目に必要な栄養素を摂ると改善されるらしい。

ルテインLuteinluteus)は、600種以上知られているカロテノイドのうちの一つ。ホウレンソウケールなどの緑葉野菜卵黄、動物脂肪、黄体[1]で見られる。生体内では酸化防止剤として作用し、青色光を吸収する。ルテインは植物において、1〜2ヶ所のヒドロキシル基にそれぞれ脂肪酸が結合した脂肪酸エステルを形成する。ルテインエステルを鹸化すると約1:2のモル比でルテインが生成される。

脂溶性分子でありには溶けない。不飽和二重結合(ポリエン鎖)の発色団により特有な光吸収性を持つ。ポリエン鎖は光もしくは熱による酸化分解を受けやすく、酸に対しても不安定である。

出典:wikipedia

飛蚊症を改善するルテインが含まれる食べ物は何?

ルテインは緑黄色野菜に多く含まれる。

パセリ、ケール、ほうれん草、野沢菜、ブロッコリー、にんじん、高菜、ルッコラなど。

一日の摂取量の目安は6~10mg。ルテインは脂溶性なので油で調理して摂取すると吸収率があがる。

ほうれん草、野沢菜がかなりルテインを含んでいて、100g中約12mg程。

他は10分の1程度だという。

 

実生活で野菜をもりもり食べる人なら一日の摂取量を越えることは可能かもしれないが、なかなか毎日は難しいのが実情だと思う。

サプリメントで補給するのが一番手軽で続きそうだが、注意が必要な事もある。

ルテインのサプリメントには天然成分から作られたサプリメントと人工的に作られたサプリメントがあり、人工的に作られた方は副作用が出る場合もあるらしいので、しっかりと調べてから選ぶのがよさそうだ。