一歳半から始めた試行錯誤のスプーン練習

一歳半から始めた 試行錯誤のスプーン練習




里帰りから東京へ戻り、 そろそろ始めないといよいよヤバいなということで、 先延ばしにしていたスプーン練習を開始した。

こんなに大変だとは思わなかった、一歳半からのスプーン練習…。

今までの経緯を記録しておこうと思う。

遅すぎた?一歳半でのスプーン練習開始

スプーン練習について、実は失念していたのが事実。

弟二子の妊娠出産でそれどころではなかった、というのは言い訳になるかもしれない…だけど

里帰りする前は体も重いし、何をするにも気力がなく一日をやり過ごすことで精いっぱい。めんどくさいことに目を背けていたのかもしれない。

里帰り中はなるべく迷惑をかけまいと、極力汚さないようにと何の疑問も持たず、わさこがご飯を食べさせていた。

出産を終え体も軽くなり、気力は充実している。そんな時に「そう言えば、スプーン練習ってそろそろ始めないとやばくない?」と思うに至ったのだ。

いまだにスプーン練習の正しい時期を調べてもいないし把握もしていないが、おそらく9か月とかそこらから何となくスプーンフォークを食事に添えて、お子が興味を持ち自発的にこれ(スプーンやフォーク)で食べたい!と思った時がスプーン練習にぴったりのタイミングだったのだと思う。

その開始タイミングがとっても大事だったなんて知らなんだ。

そして試行錯誤の日々が始まる。

試行錯誤のスプーン練習

スプーン練習を初めて約3週間。

あれこれと試してみたこと。

アンパンマンの食器セットでテンションアップ

まずはドはまり中アンパンマンの食器セットを購入。

アンパンマンというだけでテンションがあがってくれるので、スプーンもすぐに使えるようになってくれるもんかなと期待していたけど…そんなに簡単ではなかった。

それでも食事を進めていくうちに器のそこに描いてあるアンパンマンが見えて来ると「あんぱん!あんぱん!!」と嬉しそうにするので一役買っているということにしておこう。

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Youtubeでスプーン練習動画を流しながら食べる

スプーン練習を開始した最初は、どうして食べさせてくれなくなったのか、どうして自分で食べさせようとするのか理解できない様子だった。

みんなスプーンの練習をしているんだよ、ということを伝えようと思い、Youtubeを見せることを思いつく。

同じくらいかもっと小さな子が健気にスプーン練習している動画をテレビで流し、「あの子、スプーン上手に使えてるねー。一生懸命食べてるねー!」と自分も練習しなきゃ、という気持ちになってもらえるように 声をかけながら食事をしてみた。

毎回ではなくて、朝のゆっくりスプーン練習しながらご飯を食べられるような日に取り入れてみた。

これには少し効果というか、動画を見て思うところがあったようで何となく前向きにスプーン練習に取り組んでくれるようになった気がする。

ご飯の固さを柔らかめに戻す

一歳を過ぎてからは、ご飯も大人と同じ固さのものを食べられるようになっていたが、その固さだとスプーンでうまくすくうのが難しそうだったので、少し水気のある柔らかいご飯に戻してみた。

普通に炊いたご飯にしらすやほうれん草、卵などを入れて、水で少し柔らかく煮て薄く味をつけたものなんかは、すくいやすく味も好きなようで挑戦させやすかった。

いろんなスプーンを試してみた

最初はアンパンマンの食器セットについていたスプーンとフォークを使ってみたが、このスプーンフォークはプラスチックの真っすぐなタイプのもので、口に運ぶときの手首の返しがまだ上手にできずに、すくえても口元に持っていくところで落としてしまうことが多く、一歳半のプライドを保つ為に、エジソンママの先が曲がっているタイプのスプーン、フォークも与えてみた。

エジソンママの曲がったタイプのスプーン、フォークは9か月くらいからのものらしく、少し小ぶりではあったけど、すくいやすくて口に運びやすければ使ってくれるかな、と期待したけれど口に運ぶときはよくともすくったり、刺したりするのが難しいようであまり気にいってはくれなかった。

フォークはアンパンマンのものも、エジソンママのものも赤ちゃん用なので先が丸く、力加減を間違えた刺し方をするとすぐに刺した食べ物が外れてしまい、大人でも難しいところがあったので、コンビニなどでもらえるプラスチックのフォークを与えてみたりもした。

先がとがっているので刺しやすいは刺しやすいが、柄が長い為、持つ位置を間違えると口にちょうどよく運べなかったりして、どうにもこうにもどれも一長一短なのだ。

弘法筆を選ばず、と言うしどんなスプーンやフォークを選ぶかも大事だけど、やっぱり練習を重ねてスプーン、フォークというものに慣れていくしかないんだな。という結論に至る。

すくいやすい器というものがあったのか!

友人にいつかもらって箱に入ったまま開けもせずに保管していた食器があったことを思い出し、引っ張り出してみる。

陶器で出来た平たいお皿でふちが返しのような形になっていてすくった食べ物がこぼれずにスプーンにとどまりやすい設計になっている。

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これは!救世主!!陶器の器でそれなりの重さがあるので器が動きにくく、またその独特の形でかなり食べ物がすくいやすい。

外食をすると気分転換になってよいことも

友人と外食に行くことに。

外食先でめちゃくちゃに汚れるのもなー、と思い躊躇したが意外と自発的にスプーンを持って上手に食べていた。

いつもの家ご飯から離れて、外食をすると気分転換になって心機一転気持ち新たにご飯に取り組めるのかなと感じた。

スプーン練習を始めてからの経緯

子にとっての初めてのスプーン練習は、母にとっても初めてのスプーン練習。

母わさこも少しずつ一緒に学びながら共にスプーン練習している。

そんな経緯。

スプーン練習の始め方がわからない母

出遅れたスプーン練習開始に焦りを感じた母は、 何の知識もいれずにいきなり今までの食事にスプーンとフォークを置いて、「今日からは自分で食べるんだよ」とやってしまった。

今考えればわかる。無理だよ。そんなん。

一歳半まで甘やかされ、食べさせられ続けてきたのに突然今日から自分で食べなさいなんてね。当然はるとも「どうして食べさせてくれないんだ!」と怒って癇癪を起こす。

そして、いつまでたっても食べないことに怒りさえしてしまったダメな母。

そこから初めてどうやったらいいのかを真剣に考え始めた。

段階的に少しずつ教えてあげるのが効果的だった

  1. まずはご飯をのせたスプーンを握らせて、口元まで運ぶ補助をする
  2. それが出来るようになったらご飯をのせたスプーンを器に置いてあげて、それを自分で口元に運ばせる練習をさせる
  3. 次は、スプーンの握り方を教えて、補助をして一緒にご飯をすくう練習をする

後はひたすら繰り返す。現段階ではここまで。

まだまだ先は長い。

少しずつ変化するスプーン練習への態度

練習開始~1週間

練習を始めたばかりの頃は、スプーンを持たされること、食べさせてもらえないということが不満のようで、はるとの手を持って誘導されるのを嫌がり、手を後ろに隠す。

スプーンを差し出して食べさせろと要求する。

わさこの表情を読み取って、期待にこたえられていない自分はだめなんだと感じているのかなと思うこともあった。

食事の時には袖つきのエプロンをつけさせるのだが、スプーンがうまくつかえないのがかなりのストレスなようでエプロンをつける=苦痛な時間の始まりみたいななってしまった。

最初の何回かすくおうと挑戦してダメだった時にすぐにあきらめる。

見えない位置から見守りながら 自分で食べるまで 放っておいてみたらいつまでも食べない。ふんぞり返って座っている様は自分では食べないよという意思表示のよう 。

2週間目

テレビでスプーン練習の動画を流して、他の子も自分で食べているということを認識させると、頑なな拒否の態度が和らいでいやいやながらも少しずつ自分で食べようとするしぐさが見え始めた。

それでも、うまくできないと癇癪を起こして お皿の中身を手でばしばし叩いたりお皿をひっくり返したりする。

3週目

スプーンやフォークに対する嫌悪感はなくなった。

ご飯を置いて、見えないところから見ていると挑戦している。

ご飯のプレートを置くと真っ先に大好きな茶色系をフォークでいく。

フォークの刺し方を教える時に「ぎゅー、ってするんだよ」と音で表現してあげていたら、自分で刺す時も「ぎゅー」と言いながら頑張っている。

納豆だけは少し手についただけでも嫌がる、好きなものは手づかみでも食べる。

遊ぶ。これは必要な経過だと後に聞いたけど、それまではダメだと叱ったりしていてこちらも辛かった。必要なことだと知った後は気持ちが楽になってそーゆーもんだと見られるようになった。

一歳半からのスプーン練習に思う事

そんなこんなで、まだまだ継続中のスプーン練習。

何でも始めるタイミングというのは大事なんだなと学んだ。

一歳半から初めたスプーン練習に困難を感じた事、それは、知恵がつき自我が育っている分、無駄にプライドが高くなってしまっていたこと。うまくできないと、チャレンジすることさえ放棄することもあった。

期待にこたえられていない、ということを敏感に感じて自暴自棄のような態度になって練習がうまくすすまない事も弊害のひとつかなと思う。

下の子の赤ちゃん訪問に助産師さんが家に来た時に、スプーン練習について「一歳半からのスプーン練習開始は遅いか?」と聞いてみたところ「まだまだ大丈夫でしょう」という言葉が。

その助産師さんによると、ある家庭のお母さんは家が汚れるのを嫌がり、いつまでもこどもにご飯を食べさせていたらしい。そしてこどもが5歳になり、幼稚園に入れた時にお弁当箱を開けたまま前を見て座って誰かが食べさせてくれるのを待っていた、というエピソードを聞かされた。嘘のような本当の話。

まあ、いつかは出来るようになるだろうし、あまり思いつめずに楽しくゆっくりこれからも続けていこうと思う。