ここ一週間、一歳半の我が息子はるとが言葉の爆発期を迎えている。
最初に言葉らしい言葉を話したのはいつだったか。「おへそはどこかなー?どこにあるかなー?」と遊んでいる時におへそを触りながら「あった」と言ったのが最初。
しかし、いつ頃どんな言葉が出たかって忙しい毎日の中ですぐに忘れてしまう。
数年後、一歳半に何を話していたのかも全く覚えていない自信しかないので、備忘録として書き記しておこうと思う。
初めて言葉が出た時の感動
最初に「あった」と言った時、おへそを触りながら「あった」と言ったのがとても面白くて可愛くて愛おしかった。
出産前に里帰りした1歳3か月頃から、東京での生活とはまた違った刺激を受けたのか著しい成長が見られた。そこから少しずつ別の言葉も出てくるように。
次に出た印象的な言葉が「あっちいっちゃった」。
「あっちいっちゃった」は実家で飼っている猫たちがどこかに行く度に「あっちいっちゃったね~」といこが言っていたのを真似し始めた。
最初は本来の「あっちいっちゃった」の意味だけでつかっていたが、それ以降は落ちちゃった、消えちゃった、なくなっちゃったなどの「~しちゃった」系の事を伝えたいときは全部「あっちいっちゃった」と言うように。
今でも「あっちいっちゃった」は汎用性の高い言葉としてかなり使っている。
親が話す言葉が一番の勉強材料になる
その後は「おいちそー!(おいしそー)」という言葉が突然出始めた時はびっくりした。
「おいしそー」ってそんなに話す言葉の中で優先順位高いか???と思ったが、母や妹にいつもいこが実生活の中や、テレビを見ながら「おいしそー!!」と言っていると指摘された。
いこはそれを聞いて「まさかー」と笑っていたが、指摘されてから意識してみると一日の中でかなり「おいしそー!!」を連発していることに気が付く…。
食いしん坊万歳だな。
その時に初めて、いかに親の普段話す言葉が大事かを痛感したのだ。
初めて「おっかー(おかあさん)」と呼んでくれた時
里帰り中、応援に帰省してくれていた妹と姪と一緒に初めての雪遊びをしたときのこと。
いこは家の中からみんなの様子を見ていることにした。
そこでいこに気付いたはるとが、初めて明確にいこを呼ぶ意図で「おかー!おかー!」と連呼したのだ。
それまでもなんとなく「おかー」と発言している時はあって、誰かを呼ぶ時につかう言葉と認識してるのかな?という感じだったが、その時は確実にいこを呼んでいて「おかー」って呼ぶ姿に愛しさが溢れた。
「ママ」「パパ」という顔面ではない為、いこ家は 暗黙の了解の上 「お母さん」「お父さん」でいこうという風になっていたけど、それにしても今時なかなかいない「おかー」。
しかも雪の中にたたずみながらの「おかー」。
見たこともない「おしん」を彷彿とさせた。
そして、ここ一週間、いこが話した言葉を繰り返せるまでに成長した。
家事をしている時、コンロの近くに行こうとすることがあるから「あっちっちよ!」と毎回注意していたら、いこが料理をしているとコンロを指さして「あっち!」
お風呂に入りながら「あわあわあわ」、ライトをつけたり消したりしているときに「つった(ついた)」、「きった(消えた)」など。
何度も聞いていて臨界点を迎えた言葉が出てくるのはわかるけど、その場でいこが言った言葉を真似するようになったのは、難易度も高い気がしてすごいなーーと感動する。
今日の夕方には、ニュース番組『News every』を流していて、番組の中で「every(エブリー)」と効果音的につかわれているのを聞き、そこでも「every」と真似していて、 聞いたまま真似できる耳のよさは今の時期特有なのかもしれないなと感じた。
出てきたことばたち
- あーいー(可愛い)
- はっぱ
- き
- 大きい
- あわあわ
- いた、あった
- おっおー♪(おはよう)
- いーん(しん、実家の猫の名前)
- こんこーん(実家の猫の名前)
- あーちゃん、ばーちゃん
- こよーん(ころーん、横になるの意味)
- とーとー(おとうさん)
- おっかぁ(おかあさん)
- 入った
- ぴかぴか
ことばの爆発期とはまさにこのこと
先日、こどもちゃれんじのDMが届いた。
いつもなら、中に入っているちょっとした遊べる付録だけ抜き取って後は読まずに捨てるところが、同封されていた冊子の表紙に「ことばの爆発期を迎える今から始める知育のススメ」というタイトルが目に入ってきてことばの爆発期という言い回しに「まさに!」と感じ入り、その冊子を開いてみた。
言葉の出るタイミングは個人差がありますが、1・2歳の頭の中は、言葉をずっとため続けている状態。いつかコップから水があふれだすように「ことばの爆発期」を迎えます。
こどもちゃれんじぷちのDM
まさに今、一歳半にしてはるとはことばの大爆発期を迎えている。
この大事な時期にどう関わるかで言葉の獲得の成長度合いが変わってくるのかもしれないと思うと、親として背筋が伸びる想いがする。
最近は忙しさにかまけて絵本の読み聞かせも積極的にしていない。
はるとが自分で絵本を開いて眺めている時に少し一緒に読むくらいだ。
暖冬で暖かい日が続いていたので、外遊びさせる方にシフトしていたところもあるからなー。
そろそろ最近ごぶさたの図書館にも遊びに行ってみようかな。