【コロナ離婚】 漠然とした不安感と自粛ムードのストレスから生じる歪み

【コロナ離婚】 漠然とした不安感と自粛ムードの ストレスから生じる歪み




WHOがついに新型コロナウイルスはパンデミック状態と認定し、世界の株価は暴落。トイレットペーパーの品薄は近所のスーパーでまだ続いている。

世の中はこの先どうなっていくのか、未曽有の事態に漠然とした不安感がそこらじゅうに満ち満ちている。

抑圧された日々に、最近SNSでちょこちょこと見かけることば、【コロナ離婚】。

中国ではコロナ離婚なのか、混雑や集団感染を防ぐ為に予約制になっている離婚の手続きの窓口が予約でいっぱいにになっているという。いろどり

夫婦仲はいいと自負しているいこだが、世間のいいえぬ不安感に感染し、これがずっと続けばもしかしたらうちも【コロナ離婚】あるかもしれない、と思ったというひとりごと。

日々の摩擦

連日放送されている新型コロナウイルスに関する報道。テレビ画面には赤に白抜きの大きな文字で『速報』〇〇県で新たに〇人感染といった情報が毎日毎日映し出され、やたらと不安感をあおる。

みんなそれぞれいいえぬ不安とストレスがつきまとっている。そして、知らず知らずお互いに潤滑油を欠いた状態で摩擦が生じる。

旦那わさお君も最近特にストレスが溜まっている様子。

仕事から帰ってくると、だいたい機嫌が悪くイライラしている。

仕事によるストレスもあるとは思うが、いつもうまくコントロール出来ているところが切り替えられない様だ。

いこが普通に何か話しかけても喧嘩腰のような受け答えをしてくることも。

いこも人間が出来ていない為、それに対して反応してしまう。

すると、何にもないところから態度や受け答えの悪さで喧嘩が始まる。

最近、そんなことが多くなっていた。

コロナ離婚が頭をよぎる

ある日、いこ家の不安感とストレスがマックスに達した日のこと。

その日もわさお君はなんとなく機嫌が悪い。いこが何か話しかけて、聞こえているはずなのに返事がない。何度か話しかけても返事がない。これは無視しているんだな、といこもイライラがたまっていく。

旦那わさお君のその態度に、頭の中にポッと【コロナ離婚】ということばが浮かぶ。

今すぐに、というのではない。ただこの先このストレスにさらされ続けていたら数年後離婚、というのはなくもないな。と思ってしまった。

わさお君の態度に怒りながら、その日一日いこは頭の中で離婚してしまったら、こどもたちはいこが引き取る。どうやって育てていくか、などと事細かにシュミレーションしていた。

離婚した夫婦達も、そこに至る前には自分たちがまさか離婚するなんて微塵も考えなかった日々があるはずだ。そして交通事故を起こす人だって、まさか自分が事故を起こすなんて微塵も考えていないのだ。

だから、いこたち夫婦が今いかに仲良くとも、この先何が起こるかわからない、離婚もなくはないんだ、と頭の中でぐるぐるぐるぐるといろいろなことを考えていた。

原因は漠然とした不安感と自粛ムードにたまるストレス

この漠然とした不安感と自粛ムードによって蓄積したストレスにさらされる日々にほとほと疲れてしまった。

わさお君に「コロナ離婚の記事書こうかな。なんかうちもコロナ離婚あるかもなって考えてたんだよね。」と、その胸中を旦那わさお君に伝えたところわさお君は離婚の「り」の字も頭によぎってはいなかったらしく、それを聞いてびっくりしていた。

そして夫婦で、ここ最近のことについて話し合った。

お互いに世の中の感じに疲れてきていたところもあって、「最近のギスギスした雰囲気はいいえぬ不安感と自粛ムードによるストレスが原因だよね。」というところに落ち着いた。

依然として漠然な不安感と自粛ムードによるストレスは消えていない。

でも、「漠然な不安感と自粛ムードによるストレスを感じている」と二人で言語化し、お互いにそれを自覚したことでうちの中の雰囲気は劇的に改善した。

三周まわって開き直ってきた

おそらく世間もそうだろうが、ストレスを感じ続けるのはかなり疲れる。

言語化できたことも大きいが、いこ家ではもう三周くらいまわって気持ちが元気になってきた。

うがい手洗いなどの基本的なこと、意識しなければいけないことをしていればむやみやたらに不安がったりする必要はないなと思えてきた。

やることしっかりやって、それでも感染してしまったらしょうがない。なるようにしかならない。

【まとめ】コロナ離婚を避ける為に

以上、超個人的ないこ家のコロナ離婚がよぎったケースではあるが、コロナ離婚、というのは日々のいいえぬ不安感から生じる摩擦によるものが大きいのではないかといこは感じた。

だから、漠然とした不安をそのままにはせず今の状態を「言語化」し、その状態をお互いに自覚することで改善できることもたくさんある気がする。

コロナなんかに負けないで、笑って生きていきたいもんだ。