今年は猛暑だと言われているが、ここ数日くもりや雨が続いていたこともあり、とても涼しかった。
夏の暑い時期にもエアコンや冷たい飲み物などの影響で体は暑がっていても実際は冷えている、ということがある。
血行不良による戻り冷え性というらしい。
暑くてシャワーだけでいいや、という日にお風呂に入ると「あ、体冷えてたんだ」と初めて気づくときもある。
今回紹介するのは、そんな夏の冷えにも重宝する玄米や小豆を使ったカイロの効果や使い方について。
夏の戻り冷え性に関しては戻り冷え性 って何?足裏が熱くて辛い、夏の冷え性について。で紹介してます!
玄米カイロは繰り返し使えるコスパの高い健康グッズ!
昔から眼精疲労に悩んでいたいこは、昔あずきのチカラという市販の小豆カイロや蒸気でホットアイマスクをつかっていた。
あずきのチカラは電子レンジで温めて目に当てるアイピローだったのだが、初めて使った時にじんわりと温まる感覚と繰り返し使えるというお得感からめちゃくちゃいい買い物をした!!これはすごい!!と興奮した記憶がある。
蒸気でホットアイマスクは繰り返しこそ使えないが、袋から出すと温まり蒸気が発生するタイプのもの。ラベンダー、カモミールなどの匂い付きのものもあり、香りのリラックス効果も得られてとてもリッチな気分になれる。
時は流れて、友人スズキチのところに遊びに行った時に初めて玄米カイロの存在を知ることになる。
玄米カイロを自分で作ったというスズキチ。電子レンジでチンをして繰り返し使えるのはあずきのチカラと同じ。
なんでも市販のモノに頼っていたいこはそうゆうものを自分で作れるんだということ、その発想に目からウロコが落ちる思いがした。
スズキチお手製の玄米カイロは細長い形状。大きさにして10cm×25cm程度か。
それはいろいろなところに使えてなんとも重宝するのだ。
目に当ててアイマスク、首に巻いて首と肩の温熱ケア、おなかに丸めて置いてもよし。
腰の下に置いて、温めながらその形状で刺激してマッサージも出来る。
すごいんだ。これ。
How to use 玄米カイロ
人によっては好き嫌いは分かれるかもしれないが、小豆カイロも玄米カイロも温めると独特の匂いがする。
玄米はTHE玄米という香り。いこはこの匂いに慣れ、むしろとても好きになった。
素朴なあったかい匂いとでも言おうか。一日の終わりのリラックスタイムは温めた玄米カイロなしには始まらない。
一度温めるとかなり温かさが続くので、まずは首、肩。そしてお腹、腰、肩甲骨、最後に電気を消してアイマスクとしてフィニッシュ。
眼精疲労には本当におすすめする。ただの温かさじゃなく、蒸気も出るのでじんわり目の奥の凝り固まったところが、ほろほろとほぐれていく感覚をリアルに味わえる。
カイロの温度が下がっていく段階で空気中の水分を吸収するので繰り返し蒸気が出るのも素晴らしい。
そして何より手作りのコスパの良さよ。買えば1000円近く、モノによってはそれ以上するところ、手作りだと数百円で作れてしまう。
友人へのプレゼントにもおすすめ。
How to make 玄米カイロ
作り方はめちゃくちゃ簡単!!
まずは準備するもの。
- 玄米
- ぬか 炒りぬかを使うか、生ぬかはフライパンで焦がさないように炒る
- 塩 天然塩を使う
- 木綿生地 縫い代分を考慮した好みの大きさ分の生地×2
- 肌ざわりの良い木綿の生地を用意し、2枚重ねにして、好みの大きさに3辺縫う。
- 玄米、ぬか、塩を2:2:1の割合でブレンドし、袋に入れる。
- 最後の1辺を縫う。
たったこれだけ!!
中身がこぼれ出ないように袋縫いがよい。
また、材料を入るだけ入れるとパンパンになってしまい重たくもなるので、ある程度余裕を持たせた方が体にフィットするのでよいと思います。
ぬかは保温効果と蒸気を出す吸湿、放湿の為、塩は保温効果と殺菌効果で玄米やぬかの防腐剤としての効果も。
ハーブを入れてもよいと別サイトのレシピで書いてあったけど、いこは玄米の素朴な香りを楽しみたいのでハーブはなしで。
みなさんもまだ暑い夏の冷え症対策、これから来る寒い季節に備えて是非玄米カイロ作ってみてください♪